
障害者支援施設みずのきの絵画教室で生まれた作品を収蔵するほか、アール・ブリュットの考察や、アートプロジェクトを実施するなど多岐にわたる企画を行っています。
巡り堂では事務局としてプロジェクト全体の運営を行っています。画材の管理、イベントやワークショップの開催など加え、画材を拭く工程をさまざまな事情を抱える人とともに取り組んでいるのが特徴です。
時代と場所を越えて画材が巡る「巡り堂」が、京都・亀岡ではじまりました。
押し入れや机の奥にしまわれたままになっている鉛筆やクレヨン、学校で使用した絵の具や習字セット、課題や趣味で描いた絵とあつらえられた額など・・・国内で家財整理業を行う一般社団法人ALL JAPAN TRADINGから、こうした画材類を廃棄しない方法はないだろうかと相談を受けたことをきっかけに、この画材循環プロジェクト「巡り堂」は誕生しました。
「巡り堂」では、定期的にALL JAPAN TRADINGから届けられる画材類を、種類や使用状態によって分類を行ない、一つ一つ丁寧にクリーニング作業を行います。
かつて、誰かが日常的に使ったり、あるいは創作に打ち込んだ時期を支えていた道具たちが、時代や場所を越えて今、また人の目に触れ、新しい出会いに触れ、そして次の使い手へと巡ります。「巡り堂」は、資源の循環につながるだけでなく、関わる人みんなで「つくること」を支え、育てるプロジェクトです。
主催 | 画材循環プロジェクト「巡り堂」 (みずのき美術館、一般社団法人ALL JAPAN TRADING、親谷茂) |
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協力 | ある街 chapter YAGI、学びの森、やすらぎの杜PoMA |
クリエイティブディレクション | 池田晶紀(ゆかい) |
ロゴデザイン | ヤマサキエイスケ |
障害者支援施設みずのきの絵画教室で生まれた作品を収蔵するほか、アール・ブリュットの考察や、アートプロジェクトを実施するなど多岐にわたる企画を行っています。
巡り堂では事務局としてプロジェクト全体の運営を行っています。画材の管理、イベントやワークショップの開催など加え、画材を拭く工程をさまざまな事情を抱える人とともに取り組んでいるのが特徴です。
亀岡市内で画材が循環する仕組みとして、かめおか霧の芸術祭の一環で市役所地下「開かれたアトリエ」に常設コーナーを設置しました。陳列している画材類は自由に使うことができます。
主催:かめおか霧の芸術祭実行委員会